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更新日:2021年12月17日 ブログ

小牧柊平

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小牧柊平。

初めて真剣なゴルフのことについてお話しします。

この様な内容もこれかは真面目に投稿したいと思います。

初めに言います。
決して普段の内容が怒られたからというわけではありません。

それではレッツラゴ〜。

第一弾

慣性モーメント (Moment of Inertia = MOI) とはなにか?

こちらの言葉がゴルフのスイングや道具の特徴などを説明する時に 度々使われますが、 その意味を ご存じでしょうか?

簡単に説明すると 物体の回転のし易さ し難さを示す指標で その数値が 小さい物は 回転し易く 大きい物は し難い と言うことです。

イナーシャ (inertia) には 動いているもの 止まっているもの に拘わらず モノの動きの変化に対する抵抗(力)という意味がありますが、一方、物体を回転させようとする作用(物体間に働く力)のことを 力のモーメント (moment of force) と言うことから、慣性モーメント (moment of inertia) で 回転(角)運動の変化に対する抵抗力という意味になります。

物の重心と感性モーメントの関係についておはなしします。

質量の中心 もしくは 重力の作用点が 重心 (Center of Gravity) であるが それが どこにあるかによって ものの座りや それを回転させるのに必要な力は 変わります。

慣性モーメントの大きさは 回転運動体の重量と その回転軸から回転運動体の重心までの距離の二乗に比例して増減します。

慣性モーメントが大きくなれば 回転させるのに大きな力が必要になるから 回転し難くなり、逆に それが小さくなれば 必要な力は 小さく、簡単に回転させることが出来ると言う理屈です。

つまり、大雑把に言えば、大きなヘッドで その重心が シャフトからより遠い所にあるクラブのヘッドの慣性モーメントは 大きくなると言うことです。

クラブの慣性モーメントとなにか?

クラブヘッドの慣性モーメントが クラブのスペックに明記されることも多くなりましたが、上でお話ししたようにシャフトを軸にした回転を し難いクラブは 慣性モーメントの大きなクラブと言うことになります。

ドライバーでは 操作性は良くないが 曲がり難いクラブ という仕様になります。

しかし、フェース角や重心角の設定などが悪ければ、常時、プッシュアウト、または、引っ掛けるようなクラブになる可能性もあるので 要注意です。

また、パターでも 同様の効果を狙った 慣性モーメントの大きなパターが 数多く出回るようになっていますが、一長一短で、慣性モーメントの大きなパターが 必ずしも 良いパターと言う訳ではありません。

一方、クラブフェースの向きとは 関係のないところの慣性モーメントもあります。

例えば、ドライバーのように シャフトの長いクラブの MOI が クラブを振るという観点から 大きなものになるのは 上での説明からも 容易に理解できるものと思いますが、クラブのスイングウェートが MOI に どのような影響を及ぼすのかも 想像がつかと思います。

クラブを振るという観点から MOI の小さい 軽量のクラブが スイングスピードを上げるためには 好都合と言う考えもありますが、ご存知のように クラブが 軽過ぎたり、短すぎれば 操作し難いクラブになります。

また、チョークアップして グリップを短く持つことの影響は ただ単に シャフトが短くなるだけでなく、MOI に(二乗の効果で)変化を与えるから 飛距離を抑えたい時に 大変 効果的です。

今平周吾選手が長いドライバーを短く持つ理由がこちらになります。

いかがでしたでしょうか?

あくまで自身で学んだことですので間違えもあるかもしれませんがノークレームでお願い致します。

P.S
自分自身慣性モーメントはクラブセッティングに全く取り入れていません。
だから下手くそだと思います。
 

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